【How to Estate】今日からはじめる不動産営業

30歳を過ぎてから不動産業界に飛び込んだ自身の経験をもとに、体験談や日記、必要な情報を中心に執筆しています。不動産営業初心者、一般の方向けの内容になります。

不動産営業初心者にオススメの資格 不動産キャリアパーソン

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今回は不動産営業初心者にオススメの資格を紹介します。

 

まだ宅建を持ってない人、今年受験する人は

その前に取得するのも良いかもしれません。

■不動産キャリアパーソンとは…

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不動産キャリアパーソンは、「消費者への適切な情報提供に資する者」の証明として、全宅連が独自に認定・付与する任意資格です。

 

宅地建物取引業に従事する者やこれから従事しようとする者、

さらには不動産取引に関わる一般消費者が適正な不動産取引実務の知識を学習することで、不当に被るトラブルや紛争を減少していくために、取引当事者が主体的に関与できる研修制度として創設されたのが「不動産キャリアサポート制度」で、その学習成果を認定するのが「不動産キャリアパーソン」資格です。

 

難易度は非常に低く不動産従事者なら何も勉強しなくても受かります。

 

最近では研修の一環で受験させる会社も増えてきていますね。

 

私も持ってますが、お客様に登録証を提示したり

実務で持ってて良かったなということはありません。

 

とはいえ始めたばかりの方は資格が何もないので、

所有資格の欄が空白では寂しいですよね。

 

後々他の資格を取得していくとたくさん資格があるように見えますし、

何より私がオススメしたいポイントは…

 

業務の流れを学べる

 

という点です。

 

正直合格だけを目指して受験するのでは、

ほとんど意味はありません。

 

様々なツールや教材が用意されているので、

自分の知識向上の為と学習すれば、

きっと将来役に立つはずです。

 

特に最初は業務の流れを覚えるのに、

何からやればいいのか』となりがちです。

 

学ぶ意欲がある方なら受験料も無駄にはならないと思いますよ。

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■不動産キャリアパーソンの概要

  • 受講対象

 宅建業従業者、経営者、宅地建物取引士、消費者問わずどなたでも受講いただけます。
都道府県宅建協会への新入会員は入会時義務履修(支店入会含む)

  • 受講料

8,000円(税別)
平成28年4月1日より「会員」「一般」の区分が無くなり一律となりました。
※一旦納入された受講料は返金されません
※上記の金額には、通信教育費用、修了試験受験料(1回分)、資格登録料を含む

  • 受講の有効期限

 修了試験の修了を含め、お申込み日から12か月(再受験含む。期間延長不可。)

  • 学習教材

テキスト学習とインターネットの講義動画による通信教育

 

毎月試験があるので比較的早く取得できます。

万が一不合格の場合は、

3,500円(税別)で再受験できます。

 

□受講の流れ

 ①受講申込み
インターネット又は申込書の2種類

www.nik-g.com
②教材到着

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受講料のお支払いが確認でき次第、指定のご住所へ教材と受講票ハガキが送られます。

③修了試験会場の指定
『受講票ハガキ』に記載のID・パスワードでログインし、修了試験会場の指定を行う。


学習開始前にまずは受験日を決めましょう!! 

④学習

修了試験日に向け、テキストとインターネットの講義動画で学習する。

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実際の学習画面


テキストに沿っていつでも見たい動画を視聴できます。

各章毎にミニテストが何回でもできます。


⑤修了試験
指定した会場にて修了試験が行われます。

修了試験は会場のパソコンで行われます。

⑥合格通
合格者には合格証書及び資格登録申請書、

不合格者には再受験申込案内が送付されます。


⑦資格登録
合格者は資格登録申請をすれば全宅連より

不動産キャリアパーソン資格登録証カード』が送られ、

『不動産キャリアパーソン』として資格登録されます。

 

■学習内容

不動産キャリアパーソンは、

実際の不動産取引で活かされる『実務』の基礎知識修得に重点を置いた通信教育講座です。物件調査をはじめとする全6編で構成された取引実務において必須である基礎知識を、テキスト学習とインターネット学習で取引の流れに沿って体系的に学習できます。

 

○入門編テキスト

[第1編]不動産キャリアパーソンとしての大切な心構え

第1章 社会的使命とコンプライアンス
第2章 不動産基礎知識
第3章 不動産取引実務
実務演習 仮想物件の売却相談、受付、面接聞取り業務

 

○実践編テキスト

[第2編]物件調査・価格査定

第1章 物件調査の目的、方法
第2章 道路
第3章 法令制限
第4章 権利関係
第5章 供給処理施設
第6章 物件実査
実務演習 仮想物件の調査シート
第7章 価格査定の目的
第8章 価格査定の方法
実務演習 仮想物件の価格査定

 

[第3編]不動産広告
第1章 不動産広告への規制の概要
第2章 表示すべき事項
第3章 表示の基準
第4章 禁止事項、広告開始時期の制限
実務演習 仮想物件における不動産広告作成上の注意点

 

[第4編]資金計画
第1章 資金計画の基礎知識
第2章 住宅ローンの基礎知識
実務演習 仮想物件に関する住宅ローン借入れのシミュレーション

 

[第5編]契約の基本
第1章 契約に関する基礎知識
第2章 売買契約に関する業務の流れ
第3章 売買契約書の記載方法及び契約条項の解説

 

[第6編]既存住宅の取引に関する業務と知識
第1章 既存住宅の取引時に必要となる宅建業者の業務
第2章 建物状況調査について
第3章 既存住宅取引の安心を支える制度

 

[第7編]その他知識
第1章 賃貸借契約締結手続き
第2章 賃貸借契約書の内容
第3章 賃貸不動産の管理
第4章 リフォームの基礎知識
第5章 災害等への対応に備えた基礎知識(災害への備え、地盤、建物)

 

◇修了試験について

○試験方式
CBT(試験会場のパソコンを使用した試験)
※会場の都合によりマークシート方式の試験となる場合があります。

※パソコンが苦手の方でも問題ないです。

 

○試験内容
『不動産キャリアパーソン講座テキスト』の内容から出題

 

○試験会場
都道府県の全宅連が指定した日建学院校舎にて毎月実施

 

○問題数
40

 

○試験形式
4肢択一式

 

○試験時間
60分間

※かなり時間が余ると思いますが、途中退出できません


○合格基準
全40問のうち7割以上の正答

※試験が終了するとその場でパソコンに結果がでます

 

○持込
講座テキスト、参考書、辞書、携帯電話、スマートフォン、電卓等すべて持込不可

 

■不動産キャリアパーソン資格登録

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 修了試験にした方は、全宅連へ資格登録の申請をすると、

不動産キャリアパーソン資格登録証』が交付されます。

(資格登録料は、受講料に含まれます)

 

申請方法は、認定証書に同封されている

『資格登録申請書』を郵送する方法と、

インターネットによる申請方法があります。

 

個人的には郵送だと顔写真を用意しないといけないので、

インターネットがオススメです。

※インターネットの場合は画像を用意

www.newspeed.jp

ネックストラップもプレゼント

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5色から選べるネックストラップもプレゼント。

 

作りは安っぽいのであまりうれしくはないですが、

こだわらない方は買う手間が省けますね。

フォローアップサイト 

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実際のフォローアップサイト

資格登録をするとフォローアップサイトを利用できるようになります。

スキルアップ用の問題が配信されたり、

各種動画が閲覧できるようになります。

 

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◆最後に…

どうしても宅建の下位互換と捉えがちですが、

実務に重点を置いている点がこの資格の魅力です。

 

この資格を取得することは簡単ですが、

どうやって取得するかが大事だと思っています。

 

テキストを一回も見ずに受験する人も多いですが…。

 

教材には良い内容がたくさん書かれています。

 

これから不動産を始める方にとっては、

知識も増えて資格も取れる良い機会かと思いますので、

ぜひチャレンジしてみて下さい!!

 

仲介営業の仕事とは何か⁉トップセールスに学ぶ極意

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売れる営業とそうじゃない営業の違いは何か⁉

 

顔が良いから!!

 

それは望んでも手に入りません。

 

何人かのいろんな会社のトップセールスに話を聞きましたが、

みんな共通のマインドを持っています。

 

私も参考にしてから少し売れるようになりましたし、

伸び悩んでる方はぜひ参考にしてみてください。

 

当たり前の内容に思えますが、

売れない人ほどできてません。

 

◇営業の仕事とは何か⁉

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絶対に買う方は放っておいても買います。

あなたが営業しなくても。

 

絶対に買わない方は結果的に時間の無駄になるかもしれません。

 

営業の仕事とは、

どちらでも無いお客様に自社の製品・サービスを

買わせることです。

 

もちろんその為には、

提案力や知識の向上は欠かせません。

 

◆仲介営業の仕事とは何か⁉

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人によって答えは違いますし、

それがスタイルといえるかもしれません。

 

トップセールスは決まってこう言います。

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ここからは背中を押すということを、

もう少し深く掘り下げていきたいと思います。

■背中を押すとは⁉
 

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まず不動産は扱うモノも高額なので、

 

営業手法に違いがあります。

 

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これとこれどっちがいいですか⁉

 

不動産は唯一無二です。

 

価格が高いもの低いもの、中間のものを出して

最終的に中間に落ち着くなんてのは、

古くからある営業手法ですが、

不動産の場合はそうもいきません。

 

まずは現実と理想の間に矛盾があることを

理解し教えてあげることが必要です。

 

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誰だって失敗したくありません。

 

でもお客様は素人です。

 

相場も知らなければ、

どのくらい物件が動くかもわかりません。

 

予算も曖昧です。

 

重要なのはお客様が買いたいと思うかどうかです。

 

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妥協という言葉はネガティブなものです。

 

嫌々家を買いたくはないですよね。

 

何十年もローンを払って。

 

現実と理想の矛盾に対しては、

妥協営業ではなく調整営業することが必須

といえます。

 


□調整営業とは⁉

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 お客様の要望をよく聞いて、

本当にそれが必要か考え置換します。

 

例えば、駅から徒歩5分が良い。

 

こんな要望があったとします。

 

駅が近いと、

 

夜まで開いてる店も多いですし騒音も大きい。

交通量が多く駐車がしにくい。

中央分離帯があって勤務先に行きづらい。

 

など問題も出てきます。

 

お客様によってはもう少し離れた方が良いかもしれません。

 

なぜその要望があるのかを理解すると、

かえってその方が良いと思うようになります。

 

もはや妥協ではなく選択に変わります。

 

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ヒアリングの目的

置換+動機の最大化

 

家探しのスタートは外部要因とネガティブなものが多いです。

 

家賃がもったいない

子供のため

家が狭い

社宅を追い出される

などなど

 

家が欲しくてたまらないって方は少ないですよね。

 

そのため、

『モノ』売りから『コト』売りへの転換が必要です。

 

ヒアリングをしイメージの最大化をしていきます。

 

家を買う⇒生活・家族⇒生活スタイル・団らん

 

家を買うことで実現できる(したい)ことを

確認し、膨らませる

納得性(思い込み)

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納得して購入してもらう為には、

中立の立場に立ったナビゲート営業を心がけます。

 

○ナビゲート営業の特徴

  • 判断軸の形成のお手伝い
  • 中立に立ったプロとしてのアドバイススタイル
  • 押しの営業は一切しない
  • 共感、理解が重要

 

あくまで決めるのはお客様。

 

自分で決めれば買わされた感覚にはなりません。

 

■納得性を高める3ステップ

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1 最初に広げる

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リアリングをすることでどんどん引き出していきます。

 

これが動機の最大化に繋がります。

 

この段階では否定せず共感しましょう。

 

項目を整理して次の段階へ進みます。

 

2 選択肢を枝打ちする

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広げた選択肢を狭めていきます。

 

希望を『条件』と『要望』に整理し、

条件はクリアしやすく置換しておく。

 

①条件…絶対に外せないもの

 要望…なくても許容範囲のもの

 

②条件は絶対に実現しなければいけない項目なので

 置換することで物件に当て込みやすくする

 

3 クロージング

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必ずテストクロージングを実施する。

 

最後の最後で背中を押すのが営業の最大の役目です。

 

まだ記憶が新しい内に点数をつけて貰いましょう。

 

主権者同士もそうですが、営業とも目線合わせができます。

 

具体的に点数に表現することが何より重要です。

 

どの程度で購入に踏み切るかも具体化しておきましょう。

 

○80~100点

即決レベル

これほど条件を満たしている物件はそうない

あなたが良いと思う物件は他の人も同じ

無くなる前にご判断を

 

○60~79点

ある程度の条件を満たしていて

購入検討レベル

当てはまらない条件が他で補えないか相談してみましょう

 

○30~59点

再度条件の擦り合わせが必要

本当に大切な条件をパートナーと考えましょう

 

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あらかじめ断られそうな理由は潰しておきます。

 

決定権⇒

家を最終的に決めるとすると、どなたか相談されたい方はいらっしゃいますか?

 

時期・タイミング⇒

いつまでに住宅購入を検討されますか?その理由は何でしょうか?

 

競合⇒

ほかの物件もご覧になっていますか?

 

予算⇒

ご予算としては月々○○万円までなら大丈夫ということでよろしいでしょうか?

 

そして、

ストクロージングでイエスが取れない場合は

物件案内をしてはいけません。

 

案内ばかりしても契約は取れません。

 

挙句紹介する物件がなくなることもあります。

 

案内は来店のキッカケとして有効なので、

大事に活用しましょう。

 

とはいえ案内しないわけにもいかないので、

 

未完成物件近隣モデル案内⇒テストクロージング後完成物件案内

何物件か見た後テストクロージング⇒候補物件再案内

 

など段階を意識しましょう。

 

お客様によっては、

 

初回面談後テストクロージング⇒初案内⇒買付

 

こんな流れにもなりますので、

しっかり見極めていきましょう。

 

 

◆クロージング時の注意点

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クロージングでは、

その前段階でしっかり成約状態に持っていくことが

重要です。

 

このフェーズではほとんどやることがないのが理想です。

 

そして最後の言葉は、

『物件の購入をして○○を実現したいとのことでしたね。』

『ご希望の条件にも合いましたので、この物件で決めましょう。』

『後は私に任せてください。』

で締めくくりましょう。

 

自分でなかなか決めれないお客様の背中を

ポンと軽く押すだけです。

 

条件がほぼ当てはまっている場合に間違っても

どうですか?

と聞いてはいけません。

 

こうなれば買うというのが前段階で決まっていれば、

買う以外選択肢はないはずです。

 

◇まとめ

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断りづらいとは断る理由がないということ

 

大事なことはお客様に自分の口で言ってもらいましょう。

 

こうなったら購入するとか、

いつまでに買うとか、

この条件なら買うとか、

 

言ったことなら断りづらくなります。

 

時には空気を読まず聞くことも重要かもしれません。

 

↓↓動画はこちら↓↓


仲介営業の仕事とは何か⁉トップセールスに学ぶ極意 ~How to Estate~

 

住宅ローンでマイホームを新築・購入された方は確定申告を忘れずに!!

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◆住宅ローン控除を受けるためには…

住宅ローン控除を受けるためには、

確定申告が必要です。

 

●住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)は、

住宅ローンを利用してマイホームを新築・購入し、

かつ、一定の要件を満たすときには、

住宅ローンの年末残高の一定割合が所得税から税額控除され、

納付税額が減額(又は源泉徴収額から還付)される制度です。

 

サラリーマンの方には、なじみがない確定申告。

2年目以降は会社の年末調整でできますが、

初年度は申告が必要です。

 

■控除が受けられるかどうかの確認

下記リンクを参考にしてください。

 

年収3000万円以下で新築を購入された方は、

ほぼ対象になるかと思います。

www.nta.go.jp

www.nta.go.jp

中古住宅で耐用年数を超える(木造住宅20年、マンションなどは25年)

新耐震の建物は耐震適合書を発行する必要があります。

 

取得費は約10万円ほどです。

 

■確定申告書の作成及び提出

国税局のホームページから作成できます。

www.nta.go.jp

 

画面の案内に従って初めての方でも、

簡単に作成することが出来ます。

 

提出方法は、

①印刷して管轄の税務署に提出

 

この時期は確定申告会場が設けられているので、

直接相談することも可能です。

www.nta.go.jp

②税務署に郵送する

 

確定申告書に記載されている税務署に郵送します。

 

e-Taxで送信する

 

マイナンバーカード方式

マイナンバーカードを利用して申告できます。

既にe-TaxのIDを取得している方も、

平成31年1月からIDやパスワードが不要になります。

○ID・パスワード方式

平成31年1月から、税務署で職員と対面による

本人確認を行った後に発行されるIDとパスワードだけで、

【確定申告書等作成コーナー】-作成コーナートップ

から申告できます。

 

運転免許証などの本人確認書類を持参のうえ、

税務署で発行することができます。

 

e-Taxで送信する場合も源泉徴収票以外の書類については、郵送での提出が必要です。

 

□税務署に提出時持っていくもの

・運転免許証などの本人確認書類

マイナンバーカード又は通知カード

源泉徴収票

・印鑑

・還付を受ける本人口座がわかるもの

 

年末調整をしていない場合は、

生命保険や年金などの控除書類も必要です。

 

記入後の用紙を提出する場合は、

免許証やマイナンバーカードの写しを、

印刷される台紙に添付して提出します。

■住宅に関する必要な添付書類

 ○家屋に関するもの
  1. 家屋の登記事項証明書(法務局から交付を受けた原本)
  2. 売買契約書や工事請負契約書の写し
  3. 住宅ローンの年末残高証明書(金融機関から交付を受けた原本)
  4. 国・地方公共団体から補助金等を受けた場合、その補助金等の額を明らかにする書類
  5. 住宅取得等資金の贈与の特例を受けた場合、贈与税の申告書の写しなど
○敷地に関するもの
  1. 敷地の登記事項証明書(法務局から交付を受けた原本)
  2. 敷地の売買契約書の写しなど
  3. 住宅ローンの年末残高証明書(金融機関から交付を受けた原本)
○認定長期優良住宅に関するもの(認定長期優良住宅の新築・購入について控除を受ける場合)
  1. 認定通知書の写し
  2. 住宅用家屋証明書(写しも可)(市町村が発行)又は認定長期優良住宅建築証明書
 
以上が一般的な住宅ローン控除に必要な書類です。
それ以外の住宅ローン控除を受ける場合には、
他の書類が必要になる場合があります。
 
また住宅ローンがない場合であっても所得税の税額控除を
受けられるケースもありますので、
詳しくは国税庁の電話相談をご利用ください。

www.nta.go.jp

◇最後に…

今年は令和2年2月17日から

確定申告がスタートしました。

 

例年遅くなるほど混みあいますので、

早めに済ませるようにしましょう。

 

実際お客様からもよく質問されますし、

営業としてはキチンとやり方を教えてあげるのが、

親切ですね。

電話嫌いに不動産営業は無理⁉新人に待ちうけるテレアポの試練

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あなたは電話が好きですか?

ここでいう『電話嫌い』とは、

電話をする行為自体が嫌いという意味です。

 

不動産で働いてるととにかく電話をよくします。

顔も知らない人とも頻繁に。

 

 新人の電話業務

①物件確認

不動産会社は毎朝物件の仕入れを行います。

他社が扱う物件を紹介しても良いか業者に確認します。

 

○○の土地ご紹介可能ですか?という風に。

 

これをしないと物件の数も増えませんし、

物件の鮮度も落ちます。

 

新人以外も行いますが、

物件も覚えられるので最初の仕事として

やることが多いです。

 

その際広告承諾等の確認もします。

 

これは日常業務ですが、

定期的に在庫の確認も行います。

 

2週間に一回ぐらいFAXを流したりします。

返送がないケースもあるのでその場合は電話。

 

頻繁にやってると結構嫌がられるんですよね。

 

私も電話をガチャと切られたことがあります。

気持ちはわかりますが…。

 

自社物件の場合は逆にかかってきますので、

物件の把握が必要になりますね。

 

②追客

いわゆる掘り起こし。

テレアポの試練のはじまりです。

 

各不動産会社は大量に顧客データを保有しています。

 

問い合わせや来場が過去にあった方で、

今現在放置されているリストです。

 

最初はお客さんもいないので、

このリストに電話をひたすらかけることになります。

 

会社によっては何時間も。

 

私の先輩は手と受話器をテープでグルグル巻いて、

ずっと電話をしていたそうです。

 

精神的に鍛えられる業務ですね。

 

もちろんここから成約になるケースもありますが、

大抵は購入済み。

 

結局どこかで買ってるんですよね。

反響は大事にしないといけないことがよくわかります。

 

お客さんも頻繁に電話がかかってきて迷惑かもしれませんが、

仕事なので許してください。

 

そんな時は『もう買いました』と

そっとショートメールをしてもらえれば、

かけることもなくなります。

 

③各業者・先生方とのやりとり

 これは新人に限ったことではないですが、

不動産ではいろんな業者に電話をします。

 

ハウスメーカー、仲介会社、リフォーム会社、

解体業者、買取業者、銀行、司法書士

土地家屋調査士などなど。

 

ほとんど最初は顔も知らない人です。

 

見積もりをとったり何かの依頼をしたり。

 

電話はよくかけるしよく鳴ります。

 

休みの日でも仕事用の携帯は手放せません。

 

④最後に

 当然これ以外にお客さんとのやりとりも発生します。

 

メールですることもありますが、

電話の方がレスポンスが早く良い場面もあります。

 

全体的に内容が薄い記事になってしまいましたが、

一番伝えたいのは、

『電話の印象』

が重要ということです。

 

顔もしらない相手は声のトーンや話し方で

あなたという人物を想像します。

 

良い印象があれば仕事がもらえたり、

今後に必ず役にたちます。

 

反響があった際の初期対応は、

ほぼ電話です。

 

電話で少なくとも悪い印象を与えないよう

こころがけましょう!!

あとは

スピード

連絡が遅い業者は相手にされません。

 

不動産未経験の私がハウスメーカーに入社した時の話 ~体験談~

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今回のテーマは私がハウスメーカーに入社した時の話。

 

不動産キャリアはここからスタートしました。

これから不動産に挑戦しようという方の参考になれば嬉しいです。

もちろんほんの一例ですが、けっこう他の会社も似てる部分が多いと聞きます。

せっかく転職するなら後悔したくないですよね!!

 

■転職の際に重視したポイント

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①未経験の自分でもやっていけるのか…

営業は経験していましたが不動産は未経験。

多少の不安はありました。

 

求人は『未経験歓迎』で絞ってました。

 

不動産はどこも人材不足なので結構出てくるんですよね。

②給料はいくらもらえるのか…

大体基本給+歩合のところが多いです。

ただどのくらい売れるのか見当もつかないですよね。

 

基本給の相場は、残業代込みで20万円台後半

 

福利厚生や手当が会社によってかなり違います。

 

新しい会社ほど充実していません。

 

当時は車を持ち込みたくなかったので、

社用車がある会社を中心に選んでいました。

 

休みは水曜休みが一番多いです。

 

ハウスメーカーなら土日はまず休めません。

③周りの年齢は…

環境も重要ですよね。

 

当時私は30代。

 

20代に囲まれてやっていく自信はありませんでした。

職場写真やHPで社員をけっこう確認しました。

 

なるべく近い年代の方がいる会社の方が、

お互いにやりやすいと思います。

 

未経験の場合は特に。

◇実際に入社した会社

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会社の概要

・地元のハウスメーカー

県内のみで展開。設計・施工部門も有。

営業は少数。

 

・社員数は20名程。

分譲住宅、注文住宅を手掛ける。

 

・給料は28万+歩合

家族手当はなし、資格手当は有。

 

・休みは年間105

 

・携帯、pc、社用車貸与

 

不動産で働くと本当にたくさんのメーカーがあって驚きます。

大手以外ほとんど聞いたことありませんよね。

 

この会社もまったく聞いたことありませんでした。

 

こことここがグループだったり…

社長や社員が繋がってたり…

 

不動産は横の繋がりがかなりありますので、

変な辞め方はしないほうが身のためです。

求人内容

・年齢、経験不問

・未経験大歓迎

・先輩たちがしっかりサポート

 

こんなことが書かれてました。

大手は将来のキャリア形成の為と年齢制限がありましたね。

 

職場の雰囲気と面接の感触で決めました。

 

気になる会社はとりあえず面接に行きましょう!!

 

書類選考はあってないようなモノです。

 

◆新人の業務の流れ

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自社物件を巡回して場所を覚える

まずはここからスタートします。

仲介とは違い自社の物件を売るのが仕事です。

 

つまりは『商品』を知ることです。

 

自分が説明できない商品が売れるはずありません。

 

私の場合なんの所縁もない場所だったので、

道を覚えるのに苦労しました。

 

カーナビを使わずスイスイ案内できたら、

不動産屋っぽく見えますよ。

 

ついでに近隣の他社の情報もチェックできると良いですね。

 

・新しい物件の資料を作成する

お客さんに渡す資料を作成します。

 

ハウスメーカーの場合は、デザインを担当している人がいる場合が多いので、

情報を打ち換えるくらいで済みます。

 

もしくは発注するだけの場合も多いです。

 

慣れてくると折込チラシの枚数いつ入れるかを決める仕事も担当します。

 

どのくらい予算があっていつまでに売るのかを計画するのが、

営業の仕事になります。

 

ワードやエクセル使えますか?」と

結構面接できかれますが、

 

正直文字さえ打てればやっていけます。

 

・過去客に電話やメールで追客

いわゆる掘り起こしです。

 

最初はお客さんをもらえないので自分で開拓します。

 

過去客というのは以前問い合わせがあり対応したが、

今現在放置されているお客さんの事です。

 

良いお客さんは手放すはずがないので、

基本的に購入済みなどが多いです。

 

ひたすら電話をかける会社もあるので、

苦痛に思うかもしれないですね。

 

・ポスティング

ほとんど最初はこれです。

 

ひたすらポストに投函します。

 

会社によって違うのが反響の振り分けです。

 

パターン1

その物件の担当者のお客さんになる

パターン2

チラシに名前が書いてあり入れた人のお客さんになる

 

大きく分けて二つです。

私が働いてたのはパターン2の方です。

 

頑張って配っても自分のお客さんにはならない。

会社として売りたい物件のポスティングをします。

 

当然最初は担当物件などありません。

 

アホらしいとポスティングをせずに、

捨てるもしくは持って帰る人がいるというのは、

よく聞く話です。

 

・オープンハウスの準備

週末にはオープンハウスをすることが多いです。

 

売りたい物件に呼び込んだり、

注文住宅思考の方のモデルとして利用します。

 

掃除やチラシの補充を行います。

 

新しい物件は図面仕様書も用意します。

 

登記費用の見積もりなども事前に済ませておきます。

 

一番重要なのは資金計画です。

 

いったい月々いくらでかえるのか?

こちらも事前に作成しておきます。

 

つまり家の購入にかかる費用や、

家の構造・家の設備・近隣施設などが分かるものを

すべて用意する必要があります。

 

太陽光付帯設備の見積もりも取りましょう!!

 

・業者訪問、スーモカウンターに挨拶

 

注文住宅の場合土地がない方がほとんどです。

 

その為土地探しから始まることもあります。

 

自分で検索したりもしますが、

特定の業者と繋がりができれば、

円滑に進むこともあります。

 

やりやすい業者を見つけるのが良いですね。

 

スーモカウンターについてはまた記事を書く予定ですが、

注文住宅志向のお客さんを紹介してくれます。

 

担当者の裁量で反響数も変わるので、

仲良くなって損はないですね。

 

◆実際に働いてみて感じたこと

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①わからないことは教えてもらえるが、研修などは充実していない

他の会社の方にも聞きましたが、見て覚えろが当たり前です。

商品についての簡単な研修はあっても、

ガッツリやる会社は少ないようです。

 

当然きいたら教えてもらえますが、

基本的に営業は会社にいません。

 

聞く人がいないんですね。

 

実際入ったばかりで自分ひとり出勤の日は困ったものです。

 

情報を共有したがらない人もいるので、

自分で調べる習慣をつけましょう。

 

②建築についてに知識も必要

構造についてはほぼ聞かれます。

外壁や基礎、断熱材に屋根など

様々な質問をされます。

 

私も咄嗟に答えられずに最初は焦りました。

 

家を売るわけなので家の事を知らないと仕事ができません。

 

最初のうちは分からない単語だらけなので、

調べまくった記憶があります。

 

仲介会社に入って思ったのは、

建築について知らない方が多いことです。

 

ハウスメーカーでの建築の知識は、

たとえ仲介にいっても役に立ちますよ。

 

③ライバル会社の強みや弱みを理解する

かならず競合は存在します。

大体3~4社ぐらい行って比較することが多いです。

 

似た坪単価のメーカーは自ずと決まってきます。

 

お客さんに自分たちを選んでもらわないといけないので、

他社のリサーチは必須です。

 

どの家にもいい部分や悪い部分があるので、

そこを上手に伝えます。

 

注文住宅も規格商品が多いので、

仕様構造をまずは調べましょう!!

 

価格勝負で決まることもありますが、

担当者で決まることがほとんど。

 

詳しくない人に一生の買い物は託せません。

 

④難易度は低め

家のデザインが好き

あそこの家を見たい

知り合いがこのメーカーで家を買った

 

など興味がある方からの反響が多いです。

 

興味がある方に提案するので決まりやすいです。

 

仲介と比べると難易度は低いと感じました。

 

法律の知識もそれほどいりませんし、

コミュニケーション能力があればやっていけます。

 

接客業出身の方もたくさん活躍していますね。

 

ハウスメーカーに向いてる方

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・知識

自分で積極的に調べたり行動できる

わからないことをそのままにしない

どうすればお客さんが来るか考えることができる

 

・環境

比較的年齢層が若い会社で働きたい

 

・能力

複数の案件をスケジューリングできる

※一番重要

 

・休み

土日は仕事でも良い

 

ハウスメーカーに向いていない方

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・知識

指示待ち人間

不動産としてたくさんの経験値を積みたい方

※特殊なケースは少ない

 

・環境

地味な現場仕事はしたくない

決められた枠の中で働きたい

※裁量が大きい、数字があればある程度自由

 

・能力

人と話すのが苦手

面倒くさがり

※気遣いが重要

 

・休み

土日は休みたい

 

最後に…

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 まずはその家を好きになること。

 

慣れれば何でも売れますが、

入り口としてはオススメです。

 

家をよく知れば他社との違いもよく分かってきます。

 

家選びは結婚と似ているとよくいいますが、

営業は仲人だと思っています。

 

一生のパートナーとなる家を見つけて

お客さんが喜んでいる姿を見ると、

 

良い仕事だなと疲れも吹き飛びます。

 

優柔不断な私のような男性の背中を押すことも、

時には必要です。

↓↓動画はこちら↓↓


不動産未経験の私がハウスメーカーに入社した時の話 ~体験談~How to Estate

引っ越しをすると何故NHKはやってくるのか⁉現役集金人にインタビューしました!!

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■ はじめに…

みなさんも疑問に思ったことはありませんか⁉

引っ越しした途端にNHKはやってくる。

『なぜ?』

 

そのカラクリを知り合いの現役集金人にインタビューしました。

匿名を条件にいろいろと興味深い話を聞けましたよ。

※画像はイメージです

NHKの職員ではなく委託法人の社員です

 

■そもそも払わないといけないのか?

 

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私「できれば払いたくないけど、払わないといけないの?」

 

集金人『放送法の64条で、受信設備を設置したものは契約しなければいけないとなっています。』

www.nhk.or.jp

集金人『つまりテレビを見れるものを持っていたら、見る見ないに関わらずNHKと契約しろってことですね。』

 

集金人『携帯のワンセグやカーナビは、下に置かないから設置していないとヘリクツを言う方もいますが、受信設備として認める判決もでています。』

www.itmedia.co.jp

www.nhk.or.jp

私「なんだか恐ろしいですね。」

私「放送法但し受信を目的とするとありますが…」

私「パソコンを繋いだりゲーム用の場合は払わなくていいんですか?」

 

集金人『それがテレビなら払う必要があります。』

 

私「ガーン!!」

 

集金人『あくまで一般家庭においてテレビの設置があれば、視聴用とみなされます。』

 

集金人『テレビを見ないならもっと安価なモニターでいいでしょ⁉と解釈するからです。』

 

私「テレビはテレビってことなんですね。」

 

集金人『はい。これは個人の考えではなくNHKとしての考えです。』 

 

集金人『NHKを受信する目的でないといっても、現行の制度ではテレビがあれば裁判をしても勝ち目はないと思います。』

 

集金人『実際に最高裁の判決が出てからは、自主的に申し込みをする方が増えています。』

news.yahoo.co.jp

■なぜ引っ越しをすると集金人はやってくるのか⁉

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私「引っ越しをするとすぐに集金人が家に来た。」

私「なんて話をよく聞きますが、なぜですか?」

 

集金人『私たちはナビタンという端末を持って活動しています。』

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集金人『この端末には、地図データ個人情報が入っています。』

 

集金人『つまり地図上で払っていない人がすぐに分かるようになっています。』

 

私「全国民の個人情報が登録されてるんですか?」

 

集金人『いいえ。基本的に分かるのは契約者のみです。』

 

集金人『契約していなくても、表札ポストに名前があればこちらで端末に入力しています。』

 

集金人『マンションの場合は部屋番号のリストになっていて、払っていない部屋は名前のみもしくは部屋番号で未契約となっています。』

 

私「管理会社から入居の連絡があるんですか?」

 

集金人『それはないです。』

 

集金人『定期的に契約がない部屋を訪問しますが、部屋に業者用のカギが掛かっていたり、オートロックでインターホンが鳴らなかったりすると空室として登録します。』

 

集金人『再訪問時にインターホンが鳴ったりすると、新しい入居者だと認識するわけです。』

 

私「なるほど。」

私「どれくらいの頻度で再訪問しますか?」

 

集金人『時期によりますが、移動期など引っ越しが多い時期は毎日ですね。』

 

私「それで引っ越しをするとすぐにくるんですね。」

私「じゃあインターホンの電源を切ってたら気づかないんじゃないですか?」

 

集金人『気づかない場合もありますが、マンション毎の部屋の並びを記憶しているので、外からの部屋の明かり引っ越しのトラックで分かることもあります。』

 

私「探偵みたいですね。」

私「怖すぎます。。。」

 

集金人『とはいえオートロックに勝手に入れないので、インターホンの電源を切られたらお手上げですね。』

 

私「ちなみに狙ってる対象とかはあるんですか?」

 

集金人『新築一戸建てです。』

 

集金人『そろそろ払おうかという方も多いですし、直接面接できる機会も多いので真っ先に訪問します。』

 

■払ってるのに訪問されるのはなぜ⁉

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 私「そういえば払っているのに訪問されたことがありました。」

私「しかもちゃんと説明したのに次に来た集金にも同じことを言われて不快でした。」

 

集金人『受信契約の登録は住所に紐づいてますので、新しい住所で変更の手続きをしていないと、引っ越し先の住所は未契約になっています。』

 

集金人『なので契約がないと思って訪問します。』

 

集金人『本来その場で住所変更をするだけですが、訪問員が適切な処理をしていなかったんですね。』

 

私「引継ぎなどはされないんですか?言ったんですよ?」

 

集金人『端末に履歴は残せますが、まれに面倒で適当な人間もいます。』

 

集金人『NHKのエリアは一部入札エリアを除く2か月で担当が変わります。』

 

集金人『担当というのは基本的に委託法人という意味で、前回訪問したのは別法人というケースが多いです。』

 

集金人『端末に履歴がなければ訪問したこともわからないというわけです。』

 

私「だからコロコロ人が変わるんですね。」

■テレビがあるのはわかるのか?

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 私「ズバリ、テレビがあるのはわかりますか?」

 

集金人『わかりません。』

 

集金人『ただカマをかける輩はいます。』

 

私「そうなんですね。」

 

集金人『ただBSの場合は別です。』

 

私「どういうことですか?」

 

集金人『BSを視聴すると画面下にメッセージが出ます。』

pid.nhk.or.jp

集金人『これを消そうとするとB-CASカードの番号が必要になります。』

 

私「テレビにささってる赤いカードですか?」

 

集金人『そうです。違う色もありますが消去の手続きをするとその履歴が残ります。』

 

集金人『消去の手続きをしないと払っていてもメッセージは消えません。

 

私「確かにテレビを持っていることになりますね。」

 

集金人『ただあくまでその当時ということになりますので、今現在壊れてると言われればそれまでです。』

 

私「なんだか執念を感じますね。」

 

集金人『あとは根気くらべです。中に入れない以上限界はあります。』

 

■最後に…

私「今回は貴重なお話をありがとうございました。」

私「大変そうな仕事ですね。私にはできません。」

 

集金人『私もやりたくないです(笑)』

 

集金人『正直仕事だからやっているだけで、NHK大好きというわけではありません。』

 

私「ですよね。。。」

 

集金人『あまりイメージはよくないですし、横着な人間もいますが…。』

 

集金人『真面目に働いてる人間もいるということは伝えたいです。』

 

私「確かに一緒にされたくないですね。」

 

私「そういえばネット同時配信の記事を見ましたが何か変わりそうですか?」

www.asahi.com

集金人『まだわかりませんが間違いなく未契約世帯に影響はあります。』

 

私「ネットがない世帯なんてほとんどないですもんね。」

 

集金人『はい。今現在も膨れ上がった受信料収入に対する割引などの措置はありますが…。』

 

集金人『契約世帯を増やして料金を値下げする方向に向かうことが考えられます。』

 

私「そもそも放送法が時代に合っていないのでは?」

 

集金人『そこはこれから議論されていくと思います。』

 

集金人『私はサラリーマンなので従うしかないですが、また悪質な訪問員がひどい取り立ての様な契約をしないか心配です。』

 

私「正直払いたくなくなる訪問員もいますもんね?」

 

集金人『残念ですがいます。一緒にされたくないですけど。』

 

私「今後の動向に注目ですが…。」

 

私『ひとまずお客さんに聞かれたら、払わないといけないみたいですよーっと伝えることにします。』

 

集金人『下手なことは言わない方がいいですね。』

 

集金人『訪問が嫌ならネットで申し込みできますしね。』

 

私「なるほど。それは良いですね。」

pid.nhk.or.jp

私「ちなみに歩合は入りますか?」

 

集金人『会社によって割合は違いますが歩合です。』 

 

集金人『1件あたりではなく何件かクリアしたらそこから歩合発生の会社が多いです。完全歩合は少数ですね。』

 

私「態度が悪い集金人にお金が入ると思うと腹が立ちますね。」

 

集金人『私が来たらみなさん契約してください。』

 

私「匿名なので誰かわかりませんよ!!」

 

不動産営業初心者必見!!物件調査の際に役立つサイト 愛知版

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どうしてもわからないことは役所に行くしかありませんが、

大抵のことはネットで調べることができます。

 

今回は私が普段よく使ってるサイトを紹介しますので、

まだ不動産をはじめたばかりの方はぜひ参考にしてください。

 

サイトによっては全国検索できるモノも載せてますが、

普段愛知県で主に活動しているので『愛知版』としています。

都道府県でも同じようなサイトはありますので、

調べてブックマークすることをお勧めします。

 

土地総合情報システム:取引価格

www.land.mlit.go.jp

 実際に行われた不動産の取引価格を調べることが出来るサイト

REINS Market Information

www.contract.reins.or.jp

REINSは、国土交通大臣指定の不動産流通機構が運営・管理している

不動産流通標準情報システムです。
全国4つの指定流通機構で構成されている全国指定流通機構連絡協議会が保有する、

実際に売買が行われた物件の価格(成約価格)等の取引情報を検索できるサイト

土地総合情報システム:地価公示

www.land.mlit.go.jp

標準地や基準地の価格を調べることが出来るサイト

財産評価基準書

www.rosenka.nta.go.jp

全国の路線価図を確認できるサイト

マップあいち

maps.pref.aichi.jp

地形図は、市町村毎に整備された都市計画図をベースにして構築されています。

しかし、市町村毎にその整備時期や整備間隔が異なるために、

市町村をまたぐ高速道路などで途中で切れたりする事象が発生します。
地形図は毎年更新されるので、市町村のデータ整備に従って順に整合が取られる。

あいちEV・PHVタウン

aichi.ev-phv.jp

EV・PHVの普及拡大に向けて、愛知県が平成23年度から解説したサイトです。

EV・PHV利用者が安心してドライブできるよう、

充電設備の位置情報やおすすめのドライブコースなどを紹介しています。

 

愛知県防災学習システム

www.quake-learning.pref.aichi.jp

各種ハザードマップ建物倒壊シミュレーションができるサイト

名古屋市都市計画情報提供サービス

www.tokei-gis.city.nagoya.jp

地図や画像を利用して名古屋市都市計画情報等がわかるサイト

↓↓あわせて確認↓↓

名古屋市指定道路図

名古屋市道路認定図

建築協定等の指定状況

地盤安心マップ

jam.jibanmap.jp

災害履歴地質等を確認できるサイト

不動産営業初心者に役立つサイト 10選

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今回は不動産営業初心者の方にお勧めのサイトをご紹介します。

私も普段使っているので知っていて損はないはずです。

よく使うサイトはブックマーク等ですぐ見れるようにしておくと、

いざという時に役に立ちますよ。

 

 1 ニフティ不動産

myhome.nifty.com

 

SUUMOやat homeなどの情報をまとめて検索できるサイト。

出先でレインズが見れないときや、

時間がなくてとりあえず早く調べたい時重宝します。

 

普段取引があるエリアは把握できてると思いますが、

お客様の希望でエリアがずれた場合は情報がないこともあると思います。

 

どんな物件があるかはひとまずここで分かります。

 

利用にあたっては以下の2点に注意が必要です。

 

ラグがあり最新情報でないこともある

価格変更が反映されていない

 

必ずお客様に紹介する前に掲載元に確認しましょう!!

※基本的にポータルサイトは有料で広告を出しているので、

なかなか紹介にOKをくれません。

慣れてくるとこの業者は大丈夫というのが分かってきますし、

具体的なお客様の話をすることでOKなケースもあります。

そろそろ売りたいタイミングなどもありますので、

諦めずに聞いてみましょう。

2 不動産ジャパン

www.fudousan.or.jp

 

大半の不動産会社が加盟する不動産流通4団体から提供される、

不動産物件情報・不動産会社情報の提供などを行っているサイト。

 

物件の検索から不動産基礎知識まで学ぶことができます。

 

ニフティ不動産にない情報が載っていることもあります。

 

利用にあたっては以下の2点に注意が必要です。

ラグがあり最新情報でないこともある
・価格変更が反映されていない

 

必ずお客様に紹介する前に掲載元に確認しましょう!!
※基本的にポータルサイトは有料で広告を出しているので、
なかなか紹介にOKをくれません。
慣れてくるとこの業者は大丈夫というのが分かってきますし、
具体的なお客様の話をすることでOKなケースもあります。
そろそろ売りたいタイミングなどもありますので、
諦めずに聞いてみましょう。

3 日本住宅ローン

www.mc-j.co.jp

 

繰り上げ返済をどのタイミングでいくらすると、

総返済額や期間がどう変わるのか試算することができます。

 

ローンシミュレーションができるサイトはたくさんあるので、

自分が使いやすいのを探してみるのも良いですよ。

 

私はこのサイトが使いやすいので利用してます。

 

住宅を購入する際に資金計画を作成しますが、

借入額に対しての月々の返済額は分かっても、

 

繰り上げ返済でどのくらい変わるのか?と聞かれたときに

困ってしまったことがありました。

 

それから利用するようになりましたが、

お客様に見せながら使うことが出来るので、

何かしら一つは登録しておきたいですね。

 

4 生活ガイド.com

www.seikatsu-guide.com

 

気になる地域の情報を検索できるサイト。

隣接する市区を比較できるのが便利

 

新しい町に住むお客様もいるので、

喜ばれる情報がたくさんあります。

 

まずはメインエリアの検索をすることで、

不動産屋としての知識も得ることができます。

 

地域を知ることが成功への第一歩だと思います。

 

5 Gaccom

www.gaccom.jp

 

○○学区限定で探しています。

 

お子様がいれば希望条件にほぼ入ってきます。

 

市役所などのページでも学区は分かりますが、

全国の学区を検索できるので便利です。

 

ちょっとした学校の情報も併せて確認できます。

 

6 COM-ET

www.com-et.com

 

図面用データのダウンロード、カタログ請求をはじめ、納入現場事例、提案資料、

商品仕様・施工方法の確認、メンテナンス情報などを提供するサイト。

 

どんな設備が使われているのかを知るのも仕事です。

 

素材としても使えますし最新設備の確認もできます。

 

仲介営業は建築に疎い方が多いので、

他の人と違うアプローチができるかもしれません。

 

7 不動産用語集

www.re-words.net

 

不動産では普段使わない言葉がたくさん出てきます。

 

分からないことは調べる習慣をつけましょう!!

 

自分で調べたことはけっこう覚えてますよ。

 

 

8 すまい給付金

www.sumai-kyufu.jp

 

すまい給付金は、

消費税率引上げによる

住宅取得者の負担をかなりの程度緩和するために創設した制度です。

消費税率8%時は収入額の目安が510万円以下の方を対象に最大30万円、

10%時は収入額の目安が775万円以下の方を対象に最大50万円を給付するものです。

 

お客様にしっかり説明できるようにしておきましょう。

 

実際の申請方法までレクチャーするのが親切です。

 

9 次世代住宅ポイント

www.jisedai-points.jp

 

次世代住宅ポイント制度とは、
一定の省エネ性、耐震性、バリアフリー性能等を満たす住宅
家事負担の軽減に資する住宅の新築やリフォームをされた方に対し、
さまざまな商品と交換できるポイントを発行する制度です。

 

こちらもしっかり説明できるように確認しておきましょう。

 

実際の申請方法までレクチャーするのが親切です。

 

10 国土交通省

www.mlit.go.jp

 

数々の制度の情報を正しく確認することができます。

 

不動産会社は常に知識をアップデートする必要があります。

 

法改正や増税等で現行の制度が変わることがよくあります。

 

暇なときに見るだけでも勉強になりますよ。

 

最後に

まだまだ良いサイトはたくさんありますが、

私が良く見るサイトを中心に選びました。

 

最近はいろんな情報がネットで見られたり、

手続きも簡略化されたりと便利になりつつあります。

 

しかしネットの情報すべてが正しいわけではないので、

参考程度にすることをお勧めします。

 

何か問題が起きた時に責任は自分にありますので、

責任の所在をハッキリさせておくことが重要です。

 

気になることはキチンと裏をとりましょう!!

 

この思考は不動産の肝ですよ。

 

明けましておめでとうございます!!今年はこんな年にしたい!!

今週のお題「2020年の抱負」

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皆様明けましておめでとうございます。

東京オリンピックが開催される令和2年。

いよいよスタートしましたね。

 

明日から仕事だというのにまだ体が休みたいと言ってます。

 

1年はあっという間に終わってしまいますね。

今年はしっかり目標をたてて、

年末にちゃんとできたか確認したいと思います。

 

出来る範囲で頑張ってやります!!

 

 

今年の目標

ブログ記事合計50投稿

youtube動画合計30投稿

●不動産の知識をもっと覚える

●毎月不動産の本を最低1冊読む

 

今年はこんな感じでいこうと思います。

 

少ないかも知れませんが自分にとっては大きな目標です。

 

ブログに関してももう少し情報系の記事を書きたいと思ってます。

新たな資格も取得したいんですが、何が良いかは悩み中。

 

そして仕事も方ももちろん頑張ります。

住宅ローンがありますので(笑)

85歳、おばあちゃんでも年商5億円 著者:和田京子 書評

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和田京子ってどんな人?

和田京子不動産株式会社代表取締役社長

1930年愛知県岡崎市生まれ

77歳で夫と死別するまで専業主婦

79歳で宅地建物取引士取得

80歳で和田京子不動産株式会社を設立

皆さんもテレビなどで一度は見たことがあると思います。 最近はあまり話題になることはないですが、 当時はお風呂に受話器を持って入ってた姿が印象的でした。

不動産購入者から仲介手数料をもらわないという不動産業界の新サービスに挑戦。

業界のタブーに対して他社から嫌がらせを受けたことは容易に想像できます。

和田京子不動産の特徴

www.wadakyoko.co.jp

●すべての物件が(他社物件も)仲介手数料無料

●または仲介手数料が定額60万円(税込)

●手続き代行・無料おまかせサービス

●ご契約時に当社顧問弁護士が無料で立ち会い

●無料お見積書診断サービス

●無料おむかえサービス

無料という文字が飛び交ってます。 ただ安ければ良いというわけでもありません。

和田京子不動産の見積もりを見ると、 火災保険も一番安いものに設定されてますが、 最近は台風などの被害も多く加入している保険が適用範囲外なんてのも散見されるので、風災、水害なども考慮してプランを選ぶ必要があります。

一番の違いは仲介手数料ですが、 私は普段手数料を頂く際、責任を背負い 良いサービスを提供することを心掛けています。

最近は真似事をする会社も多いですが、 サービスに自信があれば無料なんて発想は出てきません。

それなりの仕事をされる方が高くつくと個人的には思ってます。

ただ和田さんの場合はおそらく、 人柄から無料にしたんだと思います。

□本の構成

第一章 79歳主婦、宅建の受験生に

第二章 80歳おばあちゃんは、社会人1年生

第三章 80歳、和田京子不動産誕生

第四章 82歳、本当のはじまり

第五章 85歳、今ひとたびの青春

若さはブランドと以前書きましたが、 逆も相当なブランドですね。

宅建は当時の最高齢合格者だそうです。

■書評

タイトルだけ見るとビジネス本の類かと思いますが、 中身はまるで違います。

細かい内容には触れませんが、 不動産のことはあまり書いてありません。

おばあちゃんの日記をのぞき見してる気分です。

文面から優しい人柄を感じ取ることができ、 文字も大きく読みやすいです。

何かを学ぶというよりこの本は、 自己啓発本だと思っています。

仕事に対する姿勢や物事に向き合う準備。

自分の仕事観を考えさせられました。

読み終わると自分も頑張ろうと自然に思えたこの一冊。

ただただ同じような毎日を繰り返してる私のような方に是非とも読んで頂きたいです。

不動産転職クイズ!!就職するならどんな会社が良いのか!?

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ここに4人の転職希望者がいます。

一体どの会社に入れば良いか悩んでいます。

不動産には興味があるが、

『不動産業』といっても多種多様。

問題の中から正解を選んでください!!

CASE1◆20代の男性◆営業未経験

なんとなく不動産に興味があって営業も稼げそう。
知識はないがやる気はある。
人と話すのは苦手だが、前職は工場でコツコツ働くのは得意。
  1. 地元の小さな不動産仲介会社
  2. 大手の不動産仲介会社
  3. 土地活用の不動産会社
  4. 不動産管理会社
  5. ハウスメーカー

CASE2■20代女性■営業未経験

不動産に関わる仕事がしたい。
人と話すのも大好き。
友達と遊びたいから毎週土日にも休みたい。
  1. ハウスメーカー
  2. 地元の小さな不動産仲介会社
  3. 住宅展示場の営業
  4. 賃貸メインの不動産会社
  5. 不動産のインテリア担当

CASE3◆40代男性◆不動産営業経験者

不動産の知識はあります。
会社の方針に納得できず転職を決意。
起業したいが資金がない。
  1. 新しく不動産に参入する会社
  2. ハウスメーカー
  3. 賃貸メインの不動産会社
  4. 大手の不動産仲介会社
  5. 事業系メインの不動産会社

CASE4◆30代男性◆ハイパーニート

本当は働きたくない。
親がうるさいからしばらく働いて辞める。
不動産はサボれるって聞いた。
  1. 大手の不動産仲介会社
  2. ハウスメーカー
  3. 土地活用の不動産会社
  4. 賃貸メインの不動産会社
  5. 不動産管理会社

■最後に

クイズはいかがでしたか?

何となく書いてみましたが、

やっぱりクイズは楽しいですね。

正直やる気があればなんでもできますし、

数字があれば環境も変えられます

不動産で働くのに大切にしていることは、

人に分からないことを聞くこともそうですが、

自分で調べる習慣をつけることです。