物件の囲い込みはあるのか!?不動産仲介で働く人間の見解
物件の囲い込みはあるのか!?不動産仲介 How to Estate
■囲い込みって何ですか?
不動産会社では自社にない物件を紹介する際、
紹介可能かどうか問い合わせを行います。
これを『物件確認』といっています。
レインズなどの業者専用サイトやポータルサイトなどのHPを確認して、
物件を登録している売主もしくは仲介会社に電話をします。
『○○町の3,500万円の土地なんですが、ご紹介可能でしょうか?』
こんな感じです。
■囲い込みはあるのか…ないのか
当然認めるはずありません。
これが現実です。
以前から不動産で働く方にとっては、何を今更という感じでしょうか。
■要因・背景
あなたならどちらの取引をしたいですか?
特に月末の数字の追い込みは凄まじいです。
営業である以上求められますし、高い給料は誰もが望むことです。
■心理
『売りは市場を制す』
私の大先輩もよく言ってますが、
物件がなければ市場は動きません。
業者のみならず個人の方でも、
買主より売主の方が態度が大きいような気がします。
本来は対等な立場ですが、
『売ってやってんだ』
が隠しきれてません。
■最後に
囲い込みをしている業者が悪いのはもちろんですが、
まったく契約を取ってないのに、
ただただ物件確認をしているだけの業者がいるのも事実。
気持ちだけは多少分かります。
私が知っているのはほんの氷山の一角。
まだまだ闇は深そうですね。