【How to Estate】今日からはじめる不動産営業

30歳を過ぎてから不動産業界に飛び込んだ自身の経験をもとに、体験談や日記、必要な情報を中心に執筆しています。不動産営業初心者、一般の方向けの内容になります。

仲介営業の仕事とは何か⁉トップセールスに学ぶ極意

f:id:how-to-estate:20200306214943j:plain

売れる営業とそうじゃない営業の違いは何か⁉

 

顔が良いから!!

 

それは望んでも手に入りません。

 

何人かのいろんな会社のトップセールスに話を聞きましたが、

みんな共通のマインドを持っています。

 

私も参考にしてから少し売れるようになりましたし、

伸び悩んでる方はぜひ参考にしてみてください。

 

当たり前の内容に思えますが、

売れない人ほどできてません。

 

◇営業の仕事とは何か⁉

f:id:how-to-estate:20200306215600j:plain

絶対に買う方は放っておいても買います。

あなたが営業しなくても。

 

絶対に買わない方は結果的に時間の無駄になるかもしれません。

 

営業の仕事とは、

どちらでも無いお客様に自社の製品・サービスを

買わせることです。

 

もちろんその為には、

提案力や知識の向上は欠かせません。

 

◆仲介営業の仕事とは何か⁉

f:id:how-to-estate:20200306220112j:plain

人によって答えは違いますし、

それがスタイルといえるかもしれません。

 

トップセールスは決まってこう言います。

f:id:how-to-estate:20200306220235j:plain

ここからは背中を押すということを、

もう少し深く掘り下げていきたいと思います。

■背中を押すとは⁉
 

f:id:how-to-estate:20200306220521j:plain

まず不動産は扱うモノも高額なので、

 

営業手法に違いがあります。

 

f:id:how-to-estate:20200306220702j:plain

これとこれどっちがいいですか⁉

 

不動産は唯一無二です。

 

価格が高いもの低いもの、中間のものを出して

最終的に中間に落ち着くなんてのは、

古くからある営業手法ですが、

不動産の場合はそうもいきません。

 

まずは現実と理想の間に矛盾があることを

理解し教えてあげることが必要です。

 

f:id:how-to-estate:20200306221301j:plain

 

誰だって失敗したくありません。

 

でもお客様は素人です。

 

相場も知らなければ、

どのくらい物件が動くかもわかりません。

 

予算も曖昧です。

 

重要なのはお客様が買いたいと思うかどうかです。

 

f:id:how-to-estate:20200306222052j:plain

妥協という言葉はネガティブなものです。

 

嫌々家を買いたくはないですよね。

 

何十年もローンを払って。

 

現実と理想の矛盾に対しては、

妥協営業ではなく調整営業することが必須

といえます。

 


□調整営業とは⁉

f:id:how-to-estate:20200306222651j:plain

 お客様の要望をよく聞いて、

本当にそれが必要か考え置換します。

 

例えば、駅から徒歩5分が良い。

 

こんな要望があったとします。

 

駅が近いと、

 

夜まで開いてる店も多いですし騒音も大きい。

交通量が多く駐車がしにくい。

中央分離帯があって勤務先に行きづらい。

 

など問題も出てきます。

 

お客様によってはもう少し離れた方が良いかもしれません。

 

なぜその要望があるのかを理解すると、

かえってその方が良いと思うようになります。

 

もはや妥協ではなく選択に変わります。

 

f:id:how-to-estate:20200306224017j:plain

ヒアリングの目的

置換+動機の最大化

 

家探しのスタートは外部要因とネガティブなものが多いです。

 

家賃がもったいない

子供のため

家が狭い

社宅を追い出される

などなど

 

家が欲しくてたまらないって方は少ないですよね。

 

そのため、

『モノ』売りから『コト』売りへの転換が必要です。

 

ヒアリングをしイメージの最大化をしていきます。

 

家を買う⇒生活・家族⇒生活スタイル・団らん

 

家を買うことで実現できる(したい)ことを

確認し、膨らませる

納得性(思い込み)

f:id:how-to-estate:20200306225151j:plain

納得して購入してもらう為には、

中立の立場に立ったナビゲート営業を心がけます。

 

○ナビゲート営業の特徴

  • 判断軸の形成のお手伝い
  • 中立に立ったプロとしてのアドバイススタイル
  • 押しの営業は一切しない
  • 共感、理解が重要

 

あくまで決めるのはお客様。

 

自分で決めれば買わされた感覚にはなりません。

 

■納得性を高める3ステップ

f:id:how-to-estate:20200306225757j:plain

1 最初に広げる

f:id:how-to-estate:20200306225856j:plain

リアリングをすることでどんどん引き出していきます。

 

これが動機の最大化に繋がります。

 

この段階では否定せず共感しましょう。

 

項目を整理して次の段階へ進みます。

 

2 選択肢を枝打ちする

f:id:how-to-estate:20200306230248j:plain

広げた選択肢を狭めていきます。

 

希望を『条件』と『要望』に整理し、

条件はクリアしやすく置換しておく。

 

①条件…絶対に外せないもの

 要望…なくても許容範囲のもの

 

②条件は絶対に実現しなければいけない項目なので

 置換することで物件に当て込みやすくする

 

3 クロージング

f:id:how-to-estate:20200306230859j:plain

必ずテストクロージングを実施する。

 

最後の最後で背中を押すのが営業の最大の役目です。

 

まだ記憶が新しい内に点数をつけて貰いましょう。

 

主権者同士もそうですが、営業とも目線合わせができます。

 

具体的に点数に表現することが何より重要です。

 

どの程度で購入に踏み切るかも具体化しておきましょう。

 

○80~100点

即決レベル

これほど条件を満たしている物件はそうない

あなたが良いと思う物件は他の人も同じ

無くなる前にご判断を

 

○60~79点

ある程度の条件を満たしていて

購入検討レベル

当てはまらない条件が他で補えないか相談してみましょう

 

○30~59点

再度条件の擦り合わせが必要

本当に大切な条件をパートナーと考えましょう

 

f:id:how-to-estate:20200306232117j:plain

あらかじめ断られそうな理由は潰しておきます。

 

決定権⇒

家を最終的に決めるとすると、どなたか相談されたい方はいらっしゃいますか?

 

時期・タイミング⇒

いつまでに住宅購入を検討されますか?その理由は何でしょうか?

 

競合⇒

ほかの物件もご覧になっていますか?

 

予算⇒

ご予算としては月々○○万円までなら大丈夫ということでよろしいでしょうか?

 

そして、

ストクロージングでイエスが取れない場合は

物件案内をしてはいけません。

 

案内ばかりしても契約は取れません。

 

挙句紹介する物件がなくなることもあります。

 

案内は来店のキッカケとして有効なので、

大事に活用しましょう。

 

とはいえ案内しないわけにもいかないので、

 

未完成物件近隣モデル案内⇒テストクロージング後完成物件案内

何物件か見た後テストクロージング⇒候補物件再案内

 

など段階を意識しましょう。

 

お客様によっては、

 

初回面談後テストクロージング⇒初案内⇒買付

 

こんな流れにもなりますので、

しっかり見極めていきましょう。

 

 

◆クロージング時の注意点

f:id:how-to-estate:20200306233657j:plain

クロージングでは、

その前段階でしっかり成約状態に持っていくことが

重要です。

 

このフェーズではほとんどやることがないのが理想です。

 

そして最後の言葉は、

『物件の購入をして○○を実現したいとのことでしたね。』

『ご希望の条件にも合いましたので、この物件で決めましょう。』

『後は私に任せてください。』

で締めくくりましょう。

 

自分でなかなか決めれないお客様の背中を

ポンと軽く押すだけです。

 

条件がほぼ当てはまっている場合に間違っても

どうですか?

と聞いてはいけません。

 

こうなれば買うというのが前段階で決まっていれば、

買う以外選択肢はないはずです。

 

◇まとめ

f:id:how-to-estate:20200306234718j:plain

断りづらいとは断る理由がないということ

 

大事なことはお客様に自分の口で言ってもらいましょう。

 

こうなったら購入するとか、

いつまでに買うとか、

この条件なら買うとか、

 

言ったことなら断りづらくなります。

 

時には空気を読まず聞くことも重要かもしれません。

 

↓↓動画はこちら↓↓


仲介営業の仕事とは何か⁉トップセールスに学ぶ極意 ~How to Estate~